第5話「ドジッ子…?」
「四方八方探し回ってようやく見つけたぞ、小娘」
壁を壊して何ともなさそうに私に話しかけてくる。
一体誰?
私の人物データ(頭の中)には存在しない。ということは見たこともない人であるということは確実。
なのに向こうが私を知っている。となると答えは一つ。向こうの頭が痛いだけだろう。
特徴的なのは髪型。
淡い赤色でとぐろを巻いてる様はさながらイチゴのソフトクリームを連想させる。
「あの時はよくも不意打ちをくらわしてくれたな」
不意打ち?私こんな人にそんなことしたっけ?それなら覚えてそうな気がするんだけど。
「何勝手なこと言ってんのよ。そもそも誰あんた。変態に知り合いなんていないんだけど」
「ふん、そんなことを言ってられるのも今のうちだけだ、小娘風情が」
「いや、本当に知らないんだけど」
変態が私の言葉に傷ついたのか、片膝をついて倒れる。その目には密かに涙が。
だが、それも一瞬のうち。先ほどの格好はなんとやらすぐに気を取り直した。
「俺を知っていまいがもはやどうでもいい。お前は俺の僕になるのだ!もし、断るというのなら」
変態は拳に力を入れる。
もしこいつが気泡だとかそんなものを出すのなら、一瞬で…。
そう思ってた。
「はぁっ…!!!」
変態が力を込めて出したのは…綺麗な花束だった。
あとがき
はいどーも、皆さん初めまして〜。今回からこのコーナーを担当するピヨーリだよw
テンション高くやっていきたいと常々思っているピヨーリだよっ!皆覚えてね♪
……音符はやっぱり俺でも辛いわwキラッ☆(…これならいけるか?)
まぁ、最初だしね真面目ぶってやってみよっかw まず獅子裁乱れ歌での一番の見所はタイトルだよね☆
最後は必ず・・・で終わるというやり方w実は俺が気に入ってるんだよw
それに、タイトルは突っ込んだところ本編の内容全部をまとめたものですしw
(あまりに酷いため管理者により海に放り込まれました)
まず、この作品のコンセプトってことで、”非日常が日常”が設定されてますよ〜
まだまだ、序章ですがこれからもよろしくお願いしまーす。
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